【ウェットスーツ選びの基本】 素材・厚み・グレードで快適さが大きく変わる!
ウェットスーツは一見どれも同じに見えるかもしれませんが、実は「素材」「厚み」「生地グレード」によって、暖かさ・動きやすさ・快適性が大きく変わります。
自分のスタイルや使う季節・エリアに合った1着を選ぶために、知っておきたい基本のポイントをまとめました。
◆ 表面素材の種類
表面に使われる素材は、主に2種類。それぞれにメリット・デメリットがあります。
● ジャージ素材(Jersey)
メリット
柔らかくて伸縮性が高く、着脱がしやすい。肌ざわりも良く、動きやすさを重視する方におすすめ。
デメリット
風を通しやすく、真冬や強風時には寒く感じることも。
● スキン素材(Skin)
メリット
表面がラバー状で、防風性・保温性に優れる。冬場や寒冷地での使用に最適。
デメリット
表面が繊細で、爪やリーフで破れやすい。着脱時には注意が必要。
◆ 生地の厚みと選び方
厚みは「体幹 × 手足」で表記され、水温や季節に合わせて選ぶのが基本です。
5×3mm 真冬〜初春。保温性と動きやすさのバランスが良い定番厚み。
3mmALL 秋〜冬・春先に対応。柔軟性と保温性を両立した万能タイプ。
3×2mm 春〜初夏・秋口におすすめ。軽くて動きやすく、初めての1着にも◎
2mmALL 夏用。スプリングやタッパーなど、日焼け・クラゲ対策向け。
※寒冷地や風が強いポイントでは、同じ水温でも厚めのスーツを選ぶのが安心です。
◆ 生地のグレード
【MAXIM(マキシム)】
SPARK(スパーク)
一番人気の高性能モデル。
高い伸縮性とウルトラ撥水加工で水を吸いにくく、速乾性も◎。カラーバリエーションも豊富。
BPL(ビーピーエル)
軽さと動きやすさを重視する方向け。
超軽量ジャージを使用し、肌ざわりもやわらか。パフォーマンス重視のサーファーにおすすめ。
STL(エスティーエル)
コストと機能のバランスが良いベーシックモデル。
軽くて柔らかく、初心者にも人気。
ALAZIN(アラジン)[冬用]
起毛裏地採用+吸湿発熱・空気層・撥水性能で、最高峰の保温性・快適性・運動性能を誇るモデル。
《まとめ》
「暖かさを重視したい」「動きやすさを優先したい」「予算とのバランスを考えたい」――そんな目的に合わせて、自分にぴったりの1着を選ぶことができます。
お気に入りのウェットスーツで、より快適なサーフィンライフを!